めざましテレビで精華女子高吹奏楽部の顧問・藤重佳久先生の定年お別れ会が
2015年3月24日の、めざましテレビで、精華女子高吹奏楽部の
顧問・藤重佳久先生の定年退職のお別れ会が感動と話題になりました。
ブラスバンドの実力校としてテレビで有名になった、
精華女子高校の吹奏楽部で、顧問をつとめる藤重佳久先生が定年をむかえて、
3月末で、精華女子高校を去るとのことです。
藤重佳久先生は、創部2年目の1979年に着任して、36年間にわたり、
吹奏楽部を指導を行なってきたとのことです。
全国の舞台で活躍して、国内外で高く評価される精華女子高吹奏楽部を、
生徒とともにつくってきた印象です。
精華女子高吹奏楽部は、1990年に全日本吹奏楽コンクールに初出場して、
これまでに、最高賞の金賞を10回獲得して、
全日本マーチングコンテストでは、出場した16回がすべてで金賞に輝いています。
世界大会でも好成績をおさめていて、2014年はテレビ番組のMステでは、
人気アイドルグループAKB48と共演したり、2枚のCDアルバムをリリースするほどの
人気と活躍をみせています。
精華女子高吹奏楽部のCDアルバム「熱血!ブラバン少女」は、
日本ゴールドディスク大賞の「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」
を獲得するなど、素晴らしい実績をあげています。
「どんなイメージで演奏したか」、「音符を通じて何を伝えたいのか」
藤重佳久先生は、何のために演奏するのかを意識してもらおうと、
絶えず生徒に問いかけてきてきました。
ちなみに、藤重佳久先生のインタビュー映像です。
引用:https: //youtu.be/nK1-Tsx_l2A
めざましテレビでは、大好きって言われて、藤重佳久先生、嬉しそうでしたね 。
精華女子高吹奏楽部の、最後のサプライズ演奏を見て感動でしたね。
ああいう時に一番はじめに泣く子は、一番怒られた子かなと思うところです。
精華女子高吹奏楽部に入部した、ばかりの生徒の実力はさまざまでしょうから、
演奏術、知識を教えるだけでなく、生徒のやる気を引き出すことにこだわっていました。
藤重佳久先生は、「指示を待つのではなく自分で考えて行動するなど、
成長していく生徒たちを見るのが喜びだった」と語ったこともありました。
人の心を動かす演奏をするためには、自分自身が音楽を楽しむことが大切
迫力と繊細さをもちあわせ、聴衆に楽曲のストーリー性を感じさせる、
演奏が精華吹奏楽の伝統となったと思います。
藤重佳久先生がいなくなるのは、精華女子高吹奏楽部にとっては、
プレッシャーに感じることでしょうが、藤重佳久先生が残してくれた財産である、
これらの多く教えや、音、姿勢は、今の奏楽部員が、次の代の部員たちに、
引き継いでいくものと思っています。
藤重佳久先生の退職後は、2006年から顧問として藤重佳久先生とともに、
精華女子高吹奏楽部を支える、桜内教昭先生が指導にあたるようです。
桜内教昭先生は、藤重佳久先生について、
「指導者として威張ることはなく、生徒一人一人に声をかけ、気遣う姿が印象的だった」
とのことです。
見ている映像では、すごく怖く、熱血な先生に見られがちですが、
藤重佳久先生には、そうような細かいな配慮があったようです。
これから、新たな歴史を刻みはじめる、精華女子高吹奏楽部!
新たな指導者の桜内教昭先生が、どのように生徒とつくっていくのか!
楽しみですね。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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