ドル円今後どうなるの?予想外の衆議院財務金融委員会の日銀の黒田東彦総裁の発言で下落
ドル円今後どうなるの?予想外の衆議院財務金融委員会の
日銀の黒田東彦総裁の発言で2015年6月10日に下落しました。
日銀の黒田東彦総裁は6月10日、午後の衆議院財務金融委員会で、
足元の為替動向について、
「実質実効為替レートでは、かなりの円安の水準になっている」
との見方をしめしました。
そのうえで、「実質実効為替レートが、ここまで来ているということは、
ここから、更に実質実効為替レートが円安に振れるということは、
なかなかありそうにない」と述べた影響でドル円が急落しています。
東京外国為替市場の円相場は、国会での黒田東彦総裁の発言が
材料視されて急伸して、一時1ドル=122円台中半まで
円高ドル安が進んでいます。
前原誠司委員(民主)の質問に答えたかたちでした。
黒田東彦総裁は、「為替の議論は、プラス面もマイナス面もある。
その時のファンダメンタルズと対応する一定のレンジにあり、
その範囲で動いているのが望ましい」と指摘しています。
「これ以上、少しでも円安になれば絶対ダメとも言えないかもしれないし、
これまでの円安が、経済にプラスだったから、更なる円安で
どんどんプラスになるということでもない」と語っています。
おそらく、為替市場はこの発言にたいして、これ以上はドル円が、
上がることは、厳しいと判断したようで、一気に2円以上の下落となった思います。
黒田東彦総裁による茶番劇との見方もありますが、
今回の下落は、ちょっと危険信号にもなりそうです。
ドル円の日足チャートを見ると、
122円のところに緑色のサポートラインが引けます。
これがサポートラインになれば、更なるドル円の上昇につながりそうですが、
このサポートラインを割ると、今後は大暴落にもなりそうな感じです。
参考にしてみては如何でしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。