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山下智久がドラマ「アルジャーノンに花束を」のチャーリイ・ゴードンに

 

山下智久さんが2015年4月から放送のドラマアルジャーノンに花束を」の

日本版のチャーリイ・ゴードン白鳥咲人役に決まって話題です。

 

アルジャーノンに花束を」は、米作家のダニエル・キイスさんによるベストセラー小説です。

 

原作は1959年に発表されて以来、日本でも累計で発行部数320万部を超えて、

愛され続ける名作です。

3度の映画化と、日本でもドラマや舞台などがあります。

 

原作では、

主人公の知的障害の青年:チャーリイ・ゴードン

超知能のハツカネズミ:アルジャーノン

精神遅滞者専門の女教師:アリス・キニアン

が登場人物です。

 

概略のあらすじは、


精神遅滞の青年のチャーリイは、疑うことを知らず、周囲に笑顔で接する、

誰にでも親切な青年です。

 

体は大きいのですが、小さな子供の心を持った、大人しい性格です。

しかし、チャーリイは子供のころに、妹に性的な乱暴をしたと家族に誤解されて、

母親にみすてられた過去があります。

 

チャーリイは引きとってくれた叔父のパン屋での仕事をしながら、

精神遅滞者専門の学習クラスに通いました。

 

ある日、そのクラスの大学教授から、開発された脳手術を

うけるように勧められました。

 

先に、動物実験をしたハツカネズミの「アルジャーノン」は、

驚くべき記憶、思考力を発揮しています。

 

そのアルジャーノンと、チャーリイは迷路実験で対決して、

アルジャーノンに負けてしまいます。

 

悔しさからか?母親への思いからか?チャーリイは、手術を受けることを承諾します。

手術は成功して、チャーリイは超天才となります。

 

最初は、その天才ぶりが良かったのですが、

チャーリイの感情は、未発達な幼児のままでした。

そのまま急成長してしまって、天才的な知能とのバランスがとれなくなってしまいます。

 

次第に、周囲の人間が遠ざかっていく中で、チャーリイは手術前には、

抱いたこともない孤独感を感じるようになります。

 

そして、自分より先に脳手術を受けて、チャーリイが世話をしていた、

アルジャーノンに異常な変化が発生します。

 

チャーリイは、アルジャーノンを調べはじめて、手術に欠陥があることを見つけます。

手術は、一時的に知能を発達させるが、性格は未発達となり社会性にかけて、

ピークに達した知能は、次第失われ元よりも悪くなることが、明らかになります。

 

チャーリイは、失われ行く知能の中で、退行を止める手段を探しますが、

元の幼児並以下の、知的障害者に戻ってしまいます。

 

チャーリイは、最後に正気を失ったまま亡くなり、

アルジャーノンの死をいたみ、大学教授に向けたメッセージの追伸に、

「裏庭のアルジャーノンのお墓に花束を供えてやて下さい。」

と書きます。


 

アルジャーノンに花束を」は、過去にもドラマ化されました。

2002年10月8日から、フジテレビ系で毎週火曜22時からでした。

 

このときは、

主人公の知的障害の青年の「藤島ハル役」:ユースケ・サンタマリアさん

女教師の「遠矢エリナ役」:菅野美穂さん

が演じました。

 

ユースケ・サンタマリアさんの藤島ハル役は、はまり役だったと思います。

今回は主人公の白鳥咲人役を山下智久さんが演じます。

 

原作では主人公・パン屋の店員で32歳のチャーリイ・ゴードンを、

今回のドラマは、少年刑務所に入っていたなどの事情のある若者が集まっている、

花の配送センター「ドリームフラワーサービス」で働く、

28歳の白鳥咲人山下智久さん)になっています。

 

山下智久さんが、どのような白鳥咲人を演じるのか?

楽しみですね。

 

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

 

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