スポンサーリンク


ギリシャ危機問題ついにデフォルトまじか!破綻したらどうなる?

ギリシャ危機問題ついにデフォルトまじか!破綻したらどうなる?

ユーロドルユーロ円大暴落したけど!

と疑問に思うと思いますが、実はギリシャ破綻しても

実は、たいしたことはありません。

 

ギリシャを巡り、ギリシャ政府への支援協議が決裂したことを受けて

欧州中央銀行(ECB)は6月28日ギリシャの銀行への

追加的な資金繰り支援を見送ることを決めました。

 

預金の大量流出に歯止めをかけるために、ギリシャの金融当局に

銀行の営業停止などの資本規制に踏み切るようにせまったことになります。

 

ギリシャを除くユーロ圏18カ国は金融市場の混乱を避けるために

全力を尽くす方針を確認しています。

 

ギリシャは政府向け支援の前提となる欧州連合(EU)側の財政改革案を

受け入れるかどうかを7月5日の国民投票で問うと、ギリシャ国会は6月28日に、

賛成多数で、国民投票の実施計画を承認しました。

 

ギリシャを除くユーロ圏18カ国は、ギリシャ側の対応に反発して、

6月27日に財務相会合で、ギリシャ政府支援の期限を6月30日から

先送りしないと決めました。

 

これが意味することは、ギリシャ国際通貨基金(IMF)への15億ユーロの

借金を返済できないことになります。

そして、ギリシャにお金を貸すところがなくなることを意味します。

なので、ギリシャデフォルト(債務不履行)はほぼ決定と言えます。

 

こうした状況を踏まえてECBは6月28日に、電話による緊急理事会を開きました。

ECBは、ギリシャ中銀を通じて、急に必要な資金を融資する

「緊急流動性支援(ELA)」という枠組みで、ギリシャの銀行の資金繰りを支えています。

 

理事会ではELAによる資金供給は続けるものの、上限額は「現状維持」と決定しました。

900億ユーロとされる支援枠の引き上げを見送っています。

ギリシャが大量の預金流出に見舞われた場合、欧州中央銀行(ECB)が

穴埋めすることは、難しいとのメッセージを出したことになります。

 

すでに、ギリシャ国内の銀行では多額の預金が引き出されているために、

ATMの中の現金が不足しています。

6月27日の夜のユーロ圏財務相会合では、こうした報告があったとのことです。

 

ECBが、ギリシャの生命線の資金供給をしぼる姿勢を見せたことで、

ギリシャの銀行店舗は6月29日に営業停止になる可能性があります。

 

一方で、ギリシャを除くユーロ圏18カ国の政府は6月27日の夜に、

「あらゆる措置をとる準備がある」との声明を公表しました。

市場の動揺を防ぐ措置を協議しました。

 

報道によると、

1.ギリシャデフォルト(債務不履行)に陥った際には、他の国への信用不安の拡大をどう防ぐか

2.ギリシャの銀行の預金残高の動きの把握

3.ギリシャを除くユーロ圏18カ国の緊密な連携

などになっています。

 

ギリシャ発の信用不安が南欧全域に広がりそうな場合は、

欧州安定メカニズム(ESM)などを通じ金融機関や政府の資金繰りを支援する見通しです。

こうした考えを6月28日にも主要7カ国(G7)の金融当局に伝えています。

 

ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は6月27日の夜に、

「交渉のドアは、まだ開いている」と発言しています。

ギリシャが土壇場で国民投票の計画を撤回して、ユーロ圏に歩み寄ることを希望しています。

 

ギリシャ6月30日に、国際通貨基金(IMF)に15億ユーロ(約2000億円)超え

を返済しなければならないです。

ただし、仮に返済できなくても、すぐにユーロ圏からの離脱にはならないとみられています。

 

このような状態をうけて、6月29日は、ユーロ大暴落ではじまりました。

また、今回はユーロが売られていますが、円も買われてしまったので、

ドル円も下落となって、ユーロドルとドル円の下落が一緒になって、

ユーロ円大暴落となりました。

 

これは、が安全資産として、買われたと思われます。

 

まず、こちらがユーロドルの1時間足のチャートです。

ユーロドル・チャート(1時間足)15.06.29
引用:MT4のユーロドルの1時間足のチャート

 

ユーロドルの下落幅は、200pipsほどです。

かなりマイナスなファンダメンタルズにも関わらず下落幅は小さいと思います。

 

次に、ユーロ円の1時間足のチャートです。

ユーロ円・チャート(1時間足)15.06.29
引用:MT4のユーロ円の1時間足のチャート

 

ユーロ円に関しては、450pipsほどの下落になっています。

ここで分かるのは、ユーロドルの下落にたいして、ユーロ円の方の下落が大きいので、

ユーロが売られて、が買われた可能性が高くなります。

 

なので、今回の動きは、資金を安全と思われるに換えた動きではと思われます。

となると、この下落は、まだはじまりの可能性が高くなります。

 

下げ止まりと見せかけて、一旦は、上昇となりますが、

投機筋が、また下落を狙っていると思います。

なので、もう少しチャートが落ち着いてきたところを狙うといいでしょう。

ギリシャの状況の見通しが出てからの方がトレードなどはオススメです。

 

参考にしてみては如何でしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

関連記事

ギリシャどうなるついにデフォルトEU離脱でユーロの大暴落がはじまるか!

ギリシャの国民投票で反対派勝利EU離脱でユーロが大暴落へ

 

スポンサーリンク


サブコンテンツ

このページの先頭へ